車両の運行情報を記録・管理するデジタル式運行記録計(デジタコ)取付工事を実施しました。
運行記録計(タコグラフ)は、トラックなどの車両において、運行管理のために重要な「法定3要素」を記録する装置です。
「法定3要素」は「瞬間速度、走行距離、走行時間」で構成されており、これらの情報から運行時の状況が把握できるので、
運転時間の管理や安全運行の確保に役立てることが出来ます。
タコグラフの歴史は古く、1959年にドイツから導入、1960年代には特定の車両への装着が義務付けられました。
【アナログタコグラフ(アナタコ)記録紙】
出典:(株)トランストロン
近年ではデジタル化が進み、1998年より管轄省庁よりデジタコの型式認定が始まりました。
デジタコの登場により、「法定3要素」はもとより、ドライブレコーダー機能、GPS車両位置情報、冷凍室内温度等、
さまざなな機能が登場し、より詳細な運行情報を記録することが可能となりました。
【デジタコ(デジタルタコグラフ)記録表示】
出典:(株)トランストロン
デジタコの設置により、安全性の向上だけでなく、業務の効率化など、運行管理の高度化にも貢献できます。
藤山電気工学社では、これからも安全で快適な運行を支える技術の提供に取り組んでまいります。
(技術:Kousuke)