降水量を観測する雨量計(転倒ます型)の取替え工事を実施しました。
雨量計は、気象業務法に基づき、検定に合格した気象測器を使用することが義務付けられており、その観測結果の信頼性が保証されています。
雨量計の仕組みは、「転倒ます」という二つの「ます」があり、これらがシーソーのように動き、0.5㎜相当の雨がたまると「ます」が倒れ、この倒れた数を数えて雨の量を測ります。
天気予報で「1時間に〇〇㎜以上の雨を観測しました」というのを聞きますが、これは雨量計の「転倒ます」が倒れた回数で測っているのですね。
ちなみに、岡山県は「降水量1㎜未満の日数」が276.7日(全国平均247.4日)で、全国1位です。
なるほど「晴れの国」と言われるわけですね。
雨量計の適切な維持と管理は、災害時の迅速な対応や予防策の基盤です。
藤山電気工学社は、信頼性の高い気象観測機器の提供とサービスを通じて、地域社会の安全や農業の発展を引き続き支えてまいります。
◇ご参考:気象庁ホームページ「防災の学習関連資料」
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(技術:Kousuke)