2026年1月6日に島根県東部を震源とする震度5強の大きな地震が発生しました。
弊社のある岡山県でも最大震度4を観測しました。
日頃地震を意識することがないので、改めて、防災意識を高める必要があると思いました。

地震が発生した際、ニュース等では地域の地図と震度を示す数字がたくさん表示された画面が表示され、情報を詳しく知ることが出来ます。
しかしながら、1990年代初頭までは、今ほど詳しく情報を得ることができなかったようです。
ちなみに、岡山県の地震計も、その頃までは、数カ所しかなかったそうです。
転機となったのは、非常に大きな被害が出た「1995年の阪神・淡路大震災」です。
この地震で得た多くの教訓を活かすため、様々な防災システムが強化されることになりに、
現在は各市町村に必ず1箇所以上の震度計が配置されるよう整備されました。
2025年7月現在、岡山地方気象台によると岡山県の地震観測所は100地点にまで増えています。

(岡山地方気象台ホームページより)
地震観測所は、単に地震計が置いてあるだけでなく、正確なデータを休まずに送り続けるため、
様々な設備が設置されています。
そして、これらの設備は、地震の揺れを正確に把握するため、定期的な点検作業が必要です。
今回は、この中のセンサー部分である「感震器」を中心にお話します。
感震器は、地震による揺れを前後・左右・上下の三方向で検出・記録する装置です。
これらの三成分を分析することで「地震の実態」を正確に把握することが可能になります。
それらのデータを活用し、災害対応の初動をより的確なものにしたり、構造物への影響の度合いの把握、
地震のメカニズムの研究、そして今後の防災対策に役立てられていきます。
実際の点検作業では、実際に感震器へ揺れを与え、正しく動作するかを確認します。
あわせて、揺れの波形が正確に記録・保存されているか、
関係各所へ適切な通知が行われるかについても検証しています。

地震観測設備の確実な動作は、迅速な情報共有と防災対応の基盤となります。
藤山電気工学社は、観測機器の点検・保守を通じて、地域の安全を支えてまいります。
(技術:Kousuke)

